はじめに
『免許が取れない…』
『運転が下手だ…』
その真の原因とは?
大人であれば、大多数の方が手にしている運転免許。
なぜ、簡単に取れる人とそうでない人とに分かれてしまうのでしょうか?
クルマの運転そのものについても、上手な人とそうでない人がいますよね・・・
はじめまして、小久正巳(おぐ まさみ)です。
『自転車はしんどい』
『ラクしたい』
という気持ちで原付免許を取得し、その後、
普通二輪⇒大型二輪⇒普通免許(現・8t限定中型)
の順に、日常生活には困らない免許を一通り取得してきました。
特に、大型二輪は公認習所へ通わず試験場で直接取得し、その感動が冷めやまぬままその年のうちに普通免許も同じく試験場で取得しました。
免許取得前、『試験場で取ってやる!』と友人に打ち明けると、『安くつくけど、簡単には取れないぞ!』と、口々に言われていましたが、そんな助言を振り払い見事に成功してしまったのです。
免許を取るためにはやり方があります。
採点官が民間人だろうと、警察官だろうと関係ありません。
公道を運転するための基礎ができれば、試験場での格安取得も夢ではありません。
また、すでに免許をお持ちの方も、長年(?)の運転経験でついてしまったクセをリセットすることができれば、『危なっかしい』『運転ヘタだね』と言われることもなくなります。
私は、物心ついたころにはすでに頭でっかちで運動神経は鈍く、座学の勉強は人並みについていけても、体育の授業ではほぼ毎回ヘマをやらかしていました。
そんな自分がなぜ、
あえて難易度の高い取得方法で免許を手にできたか・・・
私は、普通二輪免許は公認教習所で取得しました。
原付以外の免許を取ったのはその時が初めてで、当時は『免許を取るなら教習所』という世間の常識に囚われていたため、何の疑いもなく教習所へ通いました。
入校して数時間練習したとき、『これって別に教習受けなくてもよかったかも…』と感じ、教習所へ入ったことを少し後悔してしまいました。
教習所はあらかじめカリキュラムが組まれていて、そのカリキュラムに沿って教習が行われるため、例え覚えが早くてもそのカリキュラム時間より短くなることはありません。
『別に教習受けなくてもよかったかも…』
教習所に入る前はそういうことは微塵も思いませんでしたが、私はあるきっかけで『難しいだろうなぁ』と思っていたことが一気に吹っ切れたのです。
おそらく、あなたにも思い当たる節はあると思います。
-
初めて自転車に乗ろうとした時
-
鉄棒で逆上がりを覚えようとしている時
-
25m泳ぎ切ろうと必死になっている時
何かがきっかけになって、それまで悩まされていたことが一気に解決してしまうことを、『ブレイクスルー』と呼びますが、そのブレイクスルーは技術面だけでなく精神面でも起きたりします。
特に精神面のブレイクスルー、つまり気持ち的に吹っ切れたというのは、【何かの事実を目の当たりにした】だけで起こることもあります。
技術的に何かを磨こうとしたわけでもないのに、その時を境に無意識で『いつかはできるようになる!』という確固たる自信がついてしまうということです。
免許が取れない、自分の運転技術に自信が持てない方の多くは、技術的な問題にばかり着目してそこだけを徹底的に改善しようとし、いまいちスッキリ解決できていない場合が少なくありません。
テキスト『~免許取得対策・運転下手克服~ ハイブリッドマニュアル』は、技術面・精神面の2本柱からアプローチした内容になっています。特に、後者の精神面にこそ、真の原因が隠れているのかも知れません。
テキストでは最初に精神的な仕組みを紐解き、あなたが『できない』『難しい』と思っている呪縛から抜け出すためのきっかけを見つけて頂きます。そして、そのうえで技術的な解説を進めていきます。
精神(気持ち)とは、建物でいえば基礎です。その基礎が固まっていないと、その上の建物はグラグラになってしまいますよね。
あなたには、大地震でもビクともしない建物(技術)を建てて頂きます。