今回は、免許を取るために運転練習を始めたばかり、もしくはこれから始めようとしている方向けの話です。
画面の前の皆さんは、自転車には乗れるでしょうか?(バカにしたような質問でごめんなさい…)
初めて自転車に乗ろうとした時、どんな場所で練習したか覚えていますか?
たいがいは、人が殆どいない空き地や公園のグランドだったと思います。
練習中だから周りに人がいたらぶつかってケガさせるかも知れないし、周りばかり気にしていたら練習にならないので、できるだけそういう障害がない場所を選んでいたと思います。
このことは、クルマの運転練習でもいえることです。
小久正巳は試験場取得だったので、教習所の内情は知り合いから聞きましたが、初っぱなの実技教習の時から周りに別のクルマが走ってて、自分の運転になかなか集中出来なかったという意見が少なくありませんでした。
全く初めての教習生を他のクルマが走っている環境に放り込むなんて、かなり酷だと思います。
最初のうちは、障害物や道幅などを一切気にせず、とにかく好きなように動かしてみて走る・止まる・曲がるの感覚を掴むことに集中するのがベストです。
とはいえ、教習所は予めカリキュラムが組まれているため、生徒の要望を聞いてくれないことも多いでしょう。
話しやすい教官がいれば、その人に相談してみてもいいかも知れませんが、もう少しいい方法を紹介します。
初めての運転練習に適した方法
いきなり答えを言うと、
体験教習に申し込む
ことです。
小久正巳も、試験場受験している時に偶然地元の教習所で体験教習をする案内を見つけ、少しでも運転に慣れられるチャンスだったので、ためらわず申し込みました。
受験のための練習は、別に練習所があってそこに通っていましたが、そこのコースは狭く、他に練習している人もいました。
もちろん、初めてでもお構いなしです。
体験に行った教習所は、通っていた練習所よりも外周が広く余裕があり、何より体験の時は貸し切り状態にして他の教習生を走らせないように配慮してくれていました。
そのことが、体験教習を勧める一番の理由なんです。
体験の人は入校すらしていないので何をしでかすか分からず、お互いが事故要因にならなくするために体験時間の時は貸切にしてくれるところが多いんだと思います。
場所が道路の形をしていないただの広場だったらベストなんですが、他の教習生が誰もいないことだけでも大きいと思います。
一度体験してみた結果、余計に自信がなくなることもあるでしょう。そんなときは、さらに別の教習所に申し込むのもアリです。
そしてもし、地元で体験の情報がなければ、こちらから1軒1軒問い合わせて、
『入校を考えているが、きちんと卒業できる自信がないので、一度体験させてもらえないか?』
と訊いてみてもいいでしょう。
もちろん、体験だけで悩みが全て消えるわけではありません。あくまで、クルマを動かす感覚を知ることが目的です。
十数分の体験でも、経験したのとしていないのとでは大きな差になります。
免許を取るために運転は避けて通れないので、少しでも数多く経験すべく体験教習に申し込んでみてはいかがでしょうか。
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