楽しいはずの春休みが一変!
いよいよ待ちに待った春休み!
学生さんは学年が変わるので宿題はなく、気分もウハウハだと思います。
しかし、春休みはその時期特有の危険も潜んでいます。
先日、免許取立の若者ドライバーによる痛ましい死亡事故がありました。
(出典:Yahoo!ニュース記事)
特に、高校を卒業する方は普通免許を取得できる年齢に達していて、就職に備えて取得する方も多くいます。
そして、免許が取れたら運転したくなります。
18歳の若者なら、まずクルマが買えるだけの財力はないですが、親に借りたりレンタカーを借りれば運転する機会が作れます。
そのとき、自分を律してくれる教官がいないので完全に自分のペースですから、正常な判断ができないくらい気分が高まることもあります。
特に男性はスリルを楽しむ傾向があるので、自分の技能やクルマの性能を試したりしたくなることが多いでしょう。
かくいう小久正巳も、17歳で原付を取ってその翌日に友達から譲り受けたバイクを1日乗り回し、最高速を試したりしました。
挙げ句の果てにはレース用部品を装備して原付では有り得ないスピードで走ったりして、何度も故障させては修理を繰り返し、バイト代を全部はたいてしまったことがあります。
今はきっぱり足を洗いましたが、事故を起こさなかったのが奇跡でした。
ただ、ヒヤッとしたことは何度もあり、よく確認せずに進路変更して後ろのクルマが急ブレーキを踏んで事なきを得たのは忘れもしません。
クルマやバイクは人間の力をはるかに超えるものですから、ひとたびコントロールを失うと人間の力で修正することはできません。
楽しい春休みを一変させないために、ドライバーの皆さんには読んでいただきたい記事があります。
小久正巳も気持ちが緩みそうになった時に読んでいます。
(出典:一般財団法人 東京都交通安全協会)
どうやって危険運転から身を守るか?
昨今、高齢ドライバーの事故が社会問題になっていますが、紹介した記事によると若者による事故率はその比ではないそうです。
そしてやはり、若者による事故はこの時期に多くなるそうです。
そこで意識したいのが"防衛運転"です。読んで字のごとく、身を守る運転のことですね。
運転時に限らず、歩行者・自転車の立場になったときも同じです。
防衛(運転)の基本は、期待せずに疑うことです。
信号見てないかも…
一時停止しないかも…
当たり屋かも…
そして、自分のことも疑いましょう。
しっかり見れてないかも…
車間距離足りてないかも…
まぁ、"当たり屋"というのは疑いすぎと思われるかもしれませんが、小久正巳は本当にそこまで考えます。
それぐらい疑ってもいいんです。
世の中、"信じること"、"期待すること"がいちばんリスキーな行動なんです。
特にクルマの運転など、一歩間違うと命を脅かしかねないことに関しては、疑っても疑いすぎることはありません。
自分が被害者にも、加害者にもならぬよう、ハンドルを握る時、外へ出るときは一層気を引き締めましょう。
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