4月に入って2週目に突入しようとしています。
学生の方は春休みが明けて、進級・進学して新しい環境での勉強がスタートします。
そして、この新年度の始まりが子供の交通事故が増えるキッカケになってしまうのです。
新1年生にとって初めての外出デビュー
新1年生の子供は6歳。
1歳前後で歩けるようになってからそれまでも、公園や幼稚園・保育園で外を出歩く機会はあったはずです。
しかし、小学生になるまでは外出の際、親や幼稚園の先生など引率の大人がついていたので、子供が危ないことをしたら律してくれていました。
しかし、小学校にあがった時から子供たちだけで集団登下校します。
1人でないのはいいのですが、大人が誰もいない点が不安要素になります。
なので、見出しのとおり新1年生にとっては初めて同年代だけで外を歩くデビューになるんです。
もちろん、子供の親はしっかり言い聞かせねばなりませんが、我々ドライバーもいつも以上に気を引き締めなければなりません。
通学路以外でも気を抜かない!
通学路の標識や道路標示を見かけると、無意識に気をつけようとします。
しかし、本当に危険なのは特に通学路に指定されていない場所です。
通学路じゃないから子供はいない、ってなわけありませんよね。
ドライバーも慢心してしまうため、特に注意すべきだと思います。
その中でもとりわけ怖いのは、
電柱の陰、駐車車両の陰、住宅からの細い出入り口
です。
広い幹線道路ももちろんですが、生活道路と呼ばれる細い路地に危険がたくさん潜んでいます。
小久正巳が見ていると、駐車車両の陰に警戒するドライバーはそこそこいます。
しかし、電柱の陰や住宅の出入り口で気をつけているドライバーが少ないように感じます。
生活道路自体、そもそもスピードを出せる道路ではありませんので、この時期は特に上述したポイントを中心に気をつけて、子供の交通事故の加害者にならないよう努めて頂きたいと願います。
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