横断歩道ってどっちが優先でしたっけ?
って思うほど、歩行者・自転車なんか無視して先に通過するクルマやバイクの多いこと(怒
JAFの調べによると、なんと!9割のドライバーが守れていないそうです。
そんな、”不意討ち”を狙ってか、警察の取締りが急増しています。
画面の前のみなさんも、不意討ちを食らって検挙されないよう、横断歩道の正しい通過の仕方を再確認しましょう。
横断歩行者等妨害等
これで取締りを受けると、違反点数2点、反則金9,000円(普通車)になります。
点数もそうですが、反則金額がかなりイタイです。。
それだけ、歩行者保護は重要視されているということなのでしょう。
横断歩行者妨害は、クルマやバイクを通すために歩行者が止まったり、歩く速度を落とした時点で成立します。
ならば、歩行者妨害にならなければキップを切られることもありません。
歩行者が止まったり、歩く速度を落とさずにクルマが通過できるなら通過しても大丈夫です。
極論、500メートル手前の歩行者を延々と待つか?
待ちませんよね。。
しかし、行っても良いか、待つべきか判断が迷う時もありますが、そういうときはためらわずに待ちましょう!
歩行者がお年寄りでも30秒も待たないと思います。
もし、違反で検挙されてしまったら、事実確認とキップの交付で5分は取られます。
点数も取られ、反則金も取られ、時間も取られ・・・
当然、全くいいことなんてないので、待たされてイライラする気持ちもありますが、検挙された時のことを想像してグッとこらえましょう!
歩行者が譲った場合
やっかいな例として、歩行者が『お先にどうぞ!』と譲ってくれた場合です。
結論から言うと、その場合でも違反の対象になります。
なぜか??
歩行者が止まっている理由にあるんです。
歩行者が譲ったということは、言いかえれば『渡りたいけれど、クルマに先に行ってもらった方が早いから譲る』ということであり、譲るか否かに関わらず歩行者に横断の意志があることがポイントです。
歩行者に横断の意志がある場合、何が何でも妨害してはならないのです。
歩行者・自転車は絶対君主と考えると分かりやすくなります。
相手は絶対君主ですから、相手が勝手に譲ったとしても法的には『クルマやバイクが譲らせた』と解釈されるのです。
なので、クルマVS歩行者で譲り合い合戦になったら、絶対に負けてはいけません。
らちが明かない時は、
『先に通ってもらわないと自分が捕まるので、通ってください!!』
と、正直に伝えてください。
横断歩道の手前に歩行者がいても、ペチャクチャ立ち話をしているだけ等明らかに横断の意志がない場合は通過してもOKです。
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