2019年3月23日、痛ましい事故が起こりました。
(出典:JIJI.COM)
車庫へ駐車する際、確認不足で誰かをはねてしまったり、運転ミスでぶつけてしまったりの類ではなく、運転者自らが犠牲になってしまったケースです。
珍しいケースなので記事を紹介しましたが、こういう事故を防ぐことはできなかったのか?このケースから学べることはないか?みていくことにします。
小久正巳はこういう事故を予見していた
自慢したいわけではありませんが、小久正巳はいつかこういう類の事故も起こり得るだろうなと思っていました。
というのも、小久正巳の自宅駐車場は狭く、右いっぱいに寄せて停めないと左側から自転車を通すことができなくなります。
右いっぱいなので、運転席から顔をのぞかせれば確実にうまく駐車できるので、今の自宅に引っ越してきた当初はよくそうやって駐車していました。
そんなときに、直接ヒヤッとした経験はありませんが、
右いっぱいに寄せているから、運転席から顔のぞかせたら挟まれるんじゃないか?
と、危険予知していました。
ある程度慣れた頃には直接顔を出して駐車することをやめ、ミラーだけを頼りにするようになりました。
バックの基本は運転席と反対側に顔を向ける
今回は運転者が犠牲になってしまいましたが、運転席側の後方ばかりを見ているとその部分しか見えません。
別の事故事例で、タクシードライバーがバックする際に運転席側に顔を向けていて、クルマの真後ろにいた人を轢いてしまった事故がありました。
一度試してみると分かると思いますが、顔を右後ろに向けた時と、左後ろに向けたときとでは見える範囲が全然違います。
右後ろに振り返ったのでは、真後ろがほとんど見えないので、このタクシードライバーのような事故を起こしてしまうのです。
車の左右側面はサイドミラーで十分見えます。
真後ろは直接左後ろ(運転席と逆側)に振り返って確認するようにしましょう。
今回のケースでも、この基本を守っていれば起こらなかったと想像します。
『走っている車の窓から顔を出してはいけない!』と幼稚園、小学校の頃言われた方もいると思いますが、大人になってもその教えを忘れてはいけないということなんだと思います。
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